7つの季語
超特急の7人を季語に例えてみました。
過去にツイートをしたメンバーもいるのですが、少し付け足したいところが出てきたので、この機会に全員分考えてみました。
1号車 コーイチ
【 白夜(夏)】
・北極、南極を中心とする地域で、日の出前および日没後のかなり長い時間にわたって薄明が続く現象。
コーイチくんは、ほのかに明るい夜がよく似合う気がします。陰陽がせめぎ合って幻想的な風景と、夜に現れる堂々たる光が、他をさりげなく導き照らし出すコーイチくんの器量の良さを思わせます。
コーイチくんは、本当の白夜だけでなく、都会のネオンもよく似合いますね。あまり、いやらしくなりすぎず正々とした色っぽさのあるイメージです。
2号車 カイ
【 夏の露(夏)】
・夏の朝霧がおりて涼しげなこと。
葉っぱがぴんっと、水を弾くみずみずしい姿が活き活きとしていて潤いのあるカイくんのようです。夏で暑い陽気の中、ほんの少しの露で涼しさを演出する様子が、カイくんの外見や言動の清涼感と重なります。
カイくんは春とも迷いました。カラッとしていてポカポカとあたたかい気候が似合うなあとも思ったので。
3号車 リョウガ
【 片陰(夏)】
・日陰。特に、夏の午後に家並みなどの片側にできる日陰。
リョウガくんは、夏でいうと片陰のようで、閑散とした街並みがよく似合う気がします。ただ、そこに象徴的に佇むというよりは、街の生活に溶け込んでしまうような。日差しの中で、やっと一息つくことのできる片陰の安心感や、ぽつねんと吸い込まれるような薄暗さの両方が、彼を思わせます。
リョウガくんは、肌寒い季節や、あとは梅雨とも迷いました。しとしと降る雨に覗く鮮やかな草木と、じんわりと温かいぬかるみも彼のようだと感じます。
4号車 タクヤ
【 秋の水(秋)】
・秋のひややかで澄んでいる水。
タクヤくんは、秋の水って言えばいいのかな。都会的な魅力のある彼ですが、人里離れた森の深奥にある川のほとりや、静々とした池泉がよく似合う気がしました。長閑に日が射すのに、ひんやりとしていて。それが彼のまろやかであって芯の強い表情を思わせます。
タクヤくんは、普段から秋のイメージが強いので、季節に関しての迷いはなかったです。彼の外見や内側からなる透明感を意識しました。
5号車 ユーキ
【 花信風(春)】
・花の咲くのを知らせる風。初春から初夏にかけて吹く風をいう。
ユーキくんは、冬の名残を思わせる真っ赤な椿の花の側から、つーっと離れて桜の花びらを迎えに行くようなイメージです。彼の通ったあとの花々は、天に吸い込まれるように高らかにそよいで、春らしく色づいていくような気がします。
ユーキくんも、普段から冬の終わりや春のイメージが強いので、季節に関しての迷いはなかったです。嫌味のない華やかさと爽やかさを尊重しました。
6号車 ユースケ
【 春疾風(春)】
・春に激しく吹き起こる風。
花の甘い香りを香らせながら、冬の寒さを大きく吹き払って季節の交換を果たすその姿が、ユースケくんの甘いマスクと柔らかな性質、そして力強い信念を思わせます。
ユースケくんの季節は、他に初夏と初冬が候補にありました。最終的に春に決めました。春一番とも迷ったのですが、意味合いは同じようなものでも、ここはあえて春疾風にしました。雨を伴うことがある強風でも、ユースケくんに当てた春疾風は雨を伴わないものと考えています。疾風の字面通りに凛々しく美しいイメージです。
7号車 タカシ
【 風花(冬)】
・晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。
青く澄んで晴れ渡った空に、純白で柔らかな雪がひらひらと舞う姿が、タカシくんそのものを表しているようにさえ思えてきます。ひんやりと心地の良い気候と、控えめに降る雪の欠片の清潔感や美しさが、タカシくんの礼儀正しく粛々とした性質や端正なルックスに重なるような気がしました。
タカシくんには、冬の晴れた日のイメージがあって、かわいらしい表情やかっこいい表情の他に、アンニュイで儚い表情が多い印象を持っているので、風花は即決でした。
後々付け足したいところが出てきそうですが、案外するすると決まりました。ここまで読んでくださりありがとうございます。