花の妖精(6・7号車)
6.ユースケくん(元気担当)
‘‘ キンシバイ ’’
学名 Hypericum patulum
科・属名 オトギリソウ科・オトギリソウ属
英名 Tall St. John’s wort
原産地 中国
○ 花言葉
・きらめき
・悲しみをとめる
・秘密
・太陽の輝き
・魔よけ
ひと際目を引く眩しいほどの黄色と、丸く開いた印象的な花びらがハツラツとしたユースケくんを連想させます。
花言葉の「きらめき」「太陽の輝き」は、彼の存在によって、周りがその身に感じる印象そのものを言葉にしたようで。「悲しみをとめる」 は、彼の「元気担当」に込める想いとも取れるような気がします。そんな言葉の中でも、異彩を放つのが「秘密」と「魔よけ」。自分が見て触れたものを、せきららに伝えようとしてくれる彼ですが、自身が繊細だからこそ意識的に歩み寄れる賢さがあるんじゃないかな。そういった、全てを飲み込んだ上でやり切るような一面や、そのポテンシャルの高さが「秘密」や「魔よけ」という言葉とリンクするように思います。
そして、このキンシバイ。日当たりが悪いと、花付きが悪くなってしまうので、日当たりの良い場所で育てるのが最適な花なんです。常に光を求め、それに向かって猛進できる実直な彼のようですね。枝をどんどん広げて成長するので、広いスペースが必要という点と害虫に強いという特徴も、常に大きな舞台を連想させる彼のダイナミックなパフォーマンスと、不屈の精神を彷彿とさせます。
キンシバイは、梅雨に咲く花です。気候に左右されてジメジメとした気分が、ぱっと明るい気持ちになりますね。
7. タカシくん(末っ子担当)
‘‘ カラー ’’
学名 Zantedeschia aethiopica
科・属名 サトイモ科オランダカイウ属
英名 Calla lily Arum lily
原産地 南アフリカ
○ 花言葉
・清純
・乙女の清らかさ
・華麗なる美
・清浄
・熱血
ぱりっと洗礼された風貌と、まっすぐに力強く伸びた茎が、高身長ですっきりとした印象のタカシくんにぴったりです。ただ見栄えがいいだけではなく「個性的な形状をしている」というも点もユーモラスな彼にしっくりときて、実のところ即決でした。
花言葉も「清純」や「華麗なる美」であったりと、彼らしく清らかで美しいものばかり。そんな中でも、決め手となったのは「清浄」と「熱血」。そこにあるだけで周りの空気が澄んでいくような清潔感と、他を優しく受け入れる円やかで豊かな彼の感性が「清浄」を思わせるような気がします。そして、なにごとにも真摯に取り組み、後退しない姿勢の彼に「熱血」という言葉は不可欠だと思いました。
このカラーという花。当然、白い部分が花かと思いますよね。でも実は、花の本体は中心の黄色い部分で、花に見える部分は葉なんです。おどろきですね。存在感のある清楚な外見で、深奥にあるエキセントリックさを包み込んでいるようなところが、なんとも彼らしい。
カラーは、切り花やアレンジメントによく使われる花なので目にする機会は多いかと思います。凛々しくてかわいらしいのでオススメです。
最後は、ユースケくんとタカシくんでした。ついついツイートが長くなってしまうところがあるので、長めの文を書く際には今後はブログを使ってみようかと思います。